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3−60図のように、充分、風下側へ蛇行する。
a)索切れで、滑走距離がやや不足と思われるときには、姿勢が定まったところで、索を離脱する。
b)アプローチにはいる前に、風上側へ機首を向け、浅くバンクして、余裕のある高度で直進する。
C)そのために、滑走路の末端が水平線に近づき、予想される接地点からの距離が増加し、安全さを増す。
d)滑走路上に帰るため、上記の逆の操作をする。そのため、なお、安全性が増加する。
e)滑走路上の接地点に充分の距離をもって直進し、接地する。
3)180°旋回して着陸する場合。
a)A,B地点で索が切れたときは予定接地点は滑走路よりもはるかに離れているので、当然、旋回しなければならない。無線で地上へ連絡しながら索を離脱し、3−62図のように、風下側へわずかに機首を振りながら旋回する。
b)3−62図の(b)図のように、風下側にわずかに機首を振り、風上側に180°旋回するのであるが、ただちに180°旋回せずに、滑走路に平行に飛行し、滑走路との関係位置を見る。その状態は、3−63図(a)および(b)のB〜B’に示す。

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